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ありのままの最期(NHKドキュメンタリー)

9月18日にNHKドキュメンタリーが放送されました。

『ありのままの最期 末期がんの看取り医師 死までの450日』

大塚秀高先生のご友人で医師 僧侶でもある田中雅博先生の最後の時を追ったドキュメンタリーです。

今まで私たちは多くのことを学んできました、またみなさんも多くの事を経験してきていると思います。

でも現実とはそれほどまでに過酷で辛いものなのか考えさせられる番組です。

凄い番組です、ここまで映すかというくらいの心の相談員として是非とも見なければならない番組と思います。

 

事前告知がなかった為に見逃された方も多いかと思います。

現時点での再放送も未定のようなので下記のリンク先に番組をご覧ください

 

『ありのままの最期』

 

NHKオンデマンドでも視聴可能(有料)です

 

 

情報提供の浄仁さんに感謝です

 

恵峰記

 

番組について

 

始まりは2年前の12月。末期のすい臓がんで余命わずかと宣告された医師がいると聞き、取材に向かった。田中雅博さん(当時69)。医師として、僧侶として終末期の患者に穏やかな死を迎えさせてきた「看取りのスペシャリスト」だ。これまで千人以上を看取った田中さんの「究極の理想の死」を記録しようと始めた撮影。しかし、次々と想定外の出来事が…。看取りのスペシャリストが見せてくれたありのままの最期、450日の記録。 

 

田中 雅博(たなか まさひろ、1946年 - 2017年3月21日)は、日本の医師、僧侶。 

 

栃木県芳賀郡益子町の西明寺で生まれる。父親の勧めで医師を目指し、東京慈恵会医科大学を卒業。国立がんセンターで研究所室長、病院内科医として勤務。大正大学に進学し、仏教を7年間学び、西明寺を継いだ。住職を務めながら、1990年、境内に入院病床を備えた(緩和ケアもおこなう)普門院診療所や介護施設を建てた。2014年10月、末期の膵臓癌が発見された。その後肝臓に転移。30年間「病院にもスピリチュアル・ケアワーカーが必要」と訴え続けた。2017年3月21日、死去。70歳没。